■暖かいシナモンとアップルパイ■

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久し振りに 送られてきました。 

今回はスタンダードではなく、田中ゆうこさんのオリジナルです。  2009年12月の録音です。




寒い冬 外から帰って来たときに、貴方の為に だれかさんが 用意してくれていた

熱いシナモン入りの紅茶とホットなアップルパイを 見た時、

とても心が温かくなります。

そんなプレゼントを 貴方の愛する人に してあげて下さい。 


■暖かいシナモンとアップルパイ■

白い吐息が かかる青空
薄い空気に ただよう香り

見つかることも 見つけることも
たやすい今は ただにこやかに

TONTON トントン シャクシャク syakusyaku
ザクザク zakuzaku

ふわふわほわほわ とろーーーーり

頼れる者を 頼らせるように
夢の宴は これで おしまい

LIKE SOME ONE IN LOVE



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久し振りのライブ録音が届きました。

録音状態が少し悪いのですが。 

曲名は LIKE SOME ONE IN LOVE

歌い手自身の この詩のイメージを紹介します。

最近 夜空の星にあこがれるのギターに耳をかたむけながら

まるで恋をしているみたい

自分でもびっくりな事だってするの

そんな時に限って、あなたがそばにいる

最近 胸が躍っていろんな物にぶつかりながら

ふわふわ浮かんでまるで恋をしているみたい

背骨がとれたみたいにフニャンとなる

そんな時は必ず、あなたがいるの

まるで恋をしているようでしょ?



別に恋しなくったって幸せですが、恋をすればまた違う幸せがあります。

失恋は悲しみですが、また違う所の悲しみのような気がします。

直訳すれば

愛に包まってる誰かさんみたい  

それは 変じゃないかと。

愛の中にいるのは、それはもう心地いいです。

でも心地良すぎて、怖くなります。

出てみたら、出たほうが楽だったりします。

楽とわかってしまえば、もうそこに戻ることはないでしょう。

でもやっぱり憧れるんだなぁ~

だから人は恋するんだろうなぁ~

[Little Girl Blue]



[Little Girl Blue]

この曲には、私の解説は無粋でしょう。  

でも歌い手が唄う時のイメージを田中ゆうこさん自身が送って来てくれましたので、それを紹介致します。
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この曲は:
少女ではいられない、かといって大人の女性にもなりきれない女の子が
自問自答しています。

哲学的です。

でもやっぱり最後は「素敵な彼氏がいればなあ」となる曲です。

どれだけ難しいことを話していたって

根本はこういうことなんだろうな、とニヤニヤします。

でも彼女にとっては深刻なので

真面目に「素敵な彼氏がいればなあ」と思うわけです。

(田中ゆうこ記)


☆田中ゆうこ(vo) 生田幸子(p)  
2009年3月20日スタジオ録音(Goody-Goody, My favorite thingsと同日録音)

[My Favorite Things]



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[My Favorite Things]

ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画『The Sound of Music』で使われた歌です。 

この唄は歌い手にとって、かなりプレッシャーが掛かる唄だと思います。 まず音程の変化。 それに早口言葉のような速度で、次から次へと、単語を並べて唄わなければなりません。 そこへ感情を入れなければならないのです。

☆私が20歳になる前の年の夏、コルトレーン五重奏団が来たので、聞きに行った。パンフレットに演奏曲目は30曲記載されていたが、どれをするかは その時の気分次第のようだった。

レコードで聞くのと、生演奏を聞くのとは、強烈に激烈に違っていた。 

頭の中が真っ白になった。 

レコードで聞いても、感動しなかった脳内の感覚だったのに、体全体がコルトレーンの生演奏に包まれて、一体全体 どの世界に居るのか判らなくなった。 
それが、この My Favorite Things.

後にも先にも あのような神秘的な体験をしたのは初めてであった。

☆さて 田中ゆうこさんのボーカルで それを聞いてみよう。

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☆自分が、とても大切にしているもの、お気に入りのもの。
悲しい時に、それを思い出して、心を暖める詩です。

☆登場するお気に入りのものは、最初から紹介すると「薔薇の花びらの水滴。 子猫のひげ。  ピカピカ光っている銅のヤカン。  太い毛糸で編んだ手袋。 紐で結ばれた古くて茶色になった紙包。 薄い栗毛の子馬。 カリカリ、パリパリのリンゴのストラドル。 小さい頃に住んでいた家の扉のベル。 お父さんが手造りしてくれた雪橇に付いていたベル。 カツレツにヌードル。 月夜を飛ぶ雁の群れ。 白いドレスに青い飾り帯の女の子。 鼻と睫毛についた雪の結晶。 白銀の冬が春に変わる頃。」


☆演奏はピアノの神秘的な風景から始まる。まるで、歌詞の最初の「薔薇の花びらについた水滴」のようなピアノの響き。

☆☆そして、ボーカルとピアニストのコラボレーション。


下記は歌い手自身から送って貰った言葉で紹介します。
『 ふっと暗闇に襲われた時こそ 人は光を見ます。
  太陽を見つめられる人はいません。 
  暗闇のなかの、星や月は見つめることができます。
  光の美しさを感じます。ありがたさを再確認します。
  そういうイメージでアレンジして歌いました。』



☆ボーカルとボーカルの間のピアノだけの間奏部分で貴方は何を想像しますか? 貴方の好きなものが浮かべて聞いて下さい。 私は、歌詞の中に登場する「満月の月明かりを背中と翼に受けて、飛んでいる雁の群れ」を想像しました。


☆終わりも、歌詞の最後の「白銀の冬が春に変わり、雪の結晶が消えてしまう」ようなボーカリゼションとピアノの消えゆくエンディング。

そして静穏が、心に訪れます。

☆田中ゆうこ(vo) 生田幸子(p)  
2009年3月20日スタジオ録音(Goody-Goodyと同日録音)

[Goody Goody]



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★作詞家、作曲家の気持を感情移入出来るか、それに心血を注ぐものが歌い手。 だから、同じ歌い手でも、曲によって、全く雰囲気を変えて唄う。残念な事に英語の歌詞が、聴衆には判り難いもの。

★そこで、この歌詞の内容を、私独自のイメージで御紹介。
タイトルの Goody Goody は、そうですね、誰にでも手を出す男の「いい顔」「恋の粉かけ」とでも訳せば、どうでしょうか?  あっちでいい顔、こっちでもいい顔。 更に「いい気味!いい気味!」や「これで良かった!良かった!」等。
キィワードはloves a barrell of dynamite=恋は樽に一杯入ったダイナマイト。  
she broke it in little pieces=それで、心を粉々に吹っ飛ばすから。
Hurray and halleluyah=やったぞ! 万歳! 
Rascal 憎い奴!

★主人公は失恋して傷ついた女の子。 恋人の彼氏に尽くしていたのに、裏切られたのです。 彼氏は、別の女性と二股を掛けていたのでしょう。でも、今度は、その別の女性に振られて、酷い目に合ったのです。それでいい気味,いい気味と歌うのです。

★★これは私独自の歌詞の日本語訳。

いい気味!いい気味! あの子に酷い目にあったのね。
だから酷い目にあった私の気持が判るはず。
あの子にあんなに尽くしたのにね。
判っている! 私も一緒。貴方に尽くしたのよ。
結局 あの子は貴方を木っ端微塵。
今は、どんな気持なの?
貴方は一晩中 泣き明かし。いい気味。いい気味。
恋は、樽一杯のダイナマイトよ。
ほら、いい気味。自分で招いた不幸せ。
あの子にとっても、良かったし、私もすっきり。
もう、これで満足したでしょ。 私を苦しめた憎い奴!

☆こんな女の子の気持を唄うのですから、当然 ちょっとウキウキ、小悪魔の気持で歌っています。 ピアノ演奏も、同様に、小気味良い悪戯っ子の弾き方です。 凝っています。

☆田中ゆうこ(vo) 生田幸子(p)

☆歌詞が終わり、エンディングに来ると、当然 伴奏のピアノの出番。ピアノが唄い出すと、出番交替、その後ろで、歌い手がピアノをボーカリゼーションで伴奏する。 それも Goody Goodyとスキャットしてから、この歌い手の特徴あるエンディングで終ります。